荷造りのポイントは、最低限のものを用途別に分けて適所に入れる
鞄の構造を知る
小分けにする
必要最低限のものに絞る
具体的なテクニック
荷物の詰め方
荷造りを楽にするお助け用品・便利なグッズ
どこに何を入れたらピッタリとハマって、ぐちゃぐちゃにならないか。
キャリアウーマンにとって、出張はある種の戦いです。
ホテルで朝の忙しい支度をする時や、そのままチェックアウトも済ませないと行けない場合はとにかく一分一秒が惜しいですよね。そんなときに、どこに何があって、またどこに何を戻せばよいのかはっきりしているのと、一気にスムーズに動けるようになります。
特にホテルでチェックアウトしないといけない日の朝は修羅場です。着替えて、洗顔して、ヘアセットをして、メイクをする。最低限それが終わらないと、荷造りに取り掛かれない。でもその後に朝ごはんやチェックアウトもありますから、さあ大変。
荷物が鞄にうまく入らないと気持ちが急くし、焦ると脇に汗が滲んできて、もう一度シャワーを浴びないといけなくなってしまいますよね。
かといって荷造りに時間を咲きすぎてメイクとヘアセットの時間を削るのもダメ。メイクがうまくいかないと一日気分が落ち込むし、ヘアセットを失敗したら気になって仕事どころじゃないから気を抜けない。でもとにかく時間がない。
であれば、できるだけすばやく、忘れ物なく、荷造りができるようにしたいですよね。
持っていくものを最低限にして、どこになにがあるかわかるようにすれば、一気に心穏やかに、ホテルでチェックアウトの朝を迎えることができるようになりますよ。
荷造りが大変な原因は大きく分けて2つあります。順番に見ていきましょう。
あったら便利なものがたくさんあって、結果的に荷物が多すぎる
荷造りで困る場合は、荷物を減らすことを考えてみましょう。
100個入る鞄に50個の荷物をポンポンと放り込む方が、100個入る鞄に99個の荷物をジグゾーパズルのように詰めるより圧倒的に楽です。精神的にも楽ですから、脇汗を心配する必要もありません。
こちらの記事で、出張で持っていく荷物の選び方を書いています。考え方は、出張でも旅行でも同じです。どう頑張っても荷物が入らない、という方は、参考にしてみてください。
ポイントは大きく分けて2つあります。
鞄の構造を知る
リュックサックでもスーツケースでも、各ポケットの大きさや、間口の広さがあります。
それに加え、ハードタイプのビジネスバックやスーツケースだと、「構造上の固定された形」があります。例えばキャリーケースの中には、キャリーケースの引手部分の軸が通っています。その軸の分だけ、底よりも高くなっています。
このスペースに何だったらぴったり収まるのか。それを知っておくと荷造りがとてもスムーズに進むだけでなく、キャリーケースを持ち運ぶ間に、中身がねこまんま状態になるという惨状を回避することができますよ。
私の場合、このスペースにはこういったものを入れています。
肌着や靴下の袋(しわになっても良く、溝に合わせて変形するもの)
ジャストサイズのスキンケア用品の袋
用途別にポーチや袋に入れる
部屋の片付けでよく言われている、定位置を作る、分類する、というテクニック(?)ですね。
例えばお金であればお財布、鍵であればキーケース…というように、必要なものを用途ごとに分類します。そして、その分類ごとに復路やバックインバックに入れます。
洋服などの柔らかいもので、しわが気にならないものは布製の袋にいれましょう。
洗顔関係のものや、お風呂関係のものなど、水濡れしやすいものは、防水の袋に入れておくと、他のものが鞄の中で濡れずに安心です。手頃なものがなければジップロックを使いましょう。
定位置を作る
これは「鞄の構造を知る」部分にもつながるのですが、とにかく鞄の中に定位置を作ります。普段通勤に使っているビジネスバックには、内ポケットにはスマホ、外のジッパーポケットには定期、など、どこに何をしまうかがある程度決まっていますよね。
それと同じことをスーツケースでもするのです。
すると、ここに〇〇が無いから入れ忘れてる!と、出張に出かける前や、ホテルのチェックアウト前の、荷物の最終確認もスムーズにできるようになりますよ。
荷造りを楽にする便利グッズの紹介
ヘアゴム
靴下をくるくる巻くとか、インナーをくるくる巻く、とか。そういったパッキング技術は鞄の中がスカスカだと、せっかく折りたたんだ洋服も一気に崩れて、鞄の中がぐちゃぐちゃになります。そのために有効なのはヘアゴム。面倒ですが、服ごとに1重のヘアゴムをかけておけば、開けたら鞄の中がぐちゃぐちゃだった率を軽減できます。
ジップロック
小分けにしたシャンプーなどの液体関係を入れておくにあたり、とにかく鞄の中で液漏れしないという安心感があります。これ、かなり大事です。ホテルについて鞄を開けたときに、コンディショナーが詰め替え容器から漏れていたときの心労と言ったら…。服がべっとり潤っていることや、油染みができていることよりも、それらをきれいにするためにかかる労力を想像するだけで疲れが倍増します。終わった仕事が実は終わっていなかった、かのような疲労感が押し寄せてくるんです。
そんな悲劇を繰り返さないために、ジップロックはとても大事です。
バックインバック
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